
訪問運動療法
健康運動指導士(特定保健指導実践者)が、運動療法をご提案いたします。
◆運動プログラム立案に関わる疾患の例
・変形性膝関節症、脊柱管狭窄症、骨粗鬆症、変形性股関節症、腰痛症、フレイル(老年症候群)、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)、サルコペニア(加齢性筋肉減弱現象)、廃用症候群などの運動器退行性疾患
・高血圧症、糖尿病、高脂血症、肥満などの生活習慣病
・大腸がん、慢性閉塞性肺疾患、軽度認知障害(MCI)などの進行性の疾患
※運動器退行性疾患では、レジスタンストレーニング(筋力強化運動)を中心に行ないます。生活習慣病や進行性の疾患では、有酸素運動を中心に、服薬状況を考慮しながら実施します。

◆ 運動プログラムの効果
・ 高齢者では、有酸素運動・筋力トレーニングに、バランス運動も加えた複数が組み合わさった運動が効果的です。
◆ 運動プログラムをおこなう前に注意すること
・ 体力レベルや普段の身体活動、疾病の状況が大きく異なるので、個々の状況に合った形で、目的や目標を共有し、徐々に進めていくことが重要です。
・ 普段運動しない人が急に運動する時は、心血管系の事故のリスクが高まっています。久しぶりに運動する時は、ゆっくりと始め、徐々に強度を上げていきましょう。
・ 膝・腰等に痛みがある場合は、事前にかかりつけ医や運動指導者に相談して、安全に進めましょう。
・ 慢性疾患や慢性疼痛のある人でも、今より少しでも活動的になることは有意義なことです。運動をおこなう上での注意点を、かかりつけ医や運動指導者に確認し、安全に進めていきましょう。
◆ 運動プログラムをおこなった後に気をつけること
・ 有酸素運動が物足りなくなった時は、まずは時間を延ばしましょう。強度を上げる時は徐々に高めます。
・ 筋力トレーニングは、むやみに強度を上げる必要はありません。強度を上げる時は、運動指導者と相談してください。
・ 長期的に継続していくことで効果が高まります。楽しめるようなプログラムが継続の秘訣です。

健康運動指導士とは、医師、保健師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、トレーナー、鍼灸マッサージ師などが運動指導を行なうための資格です。
保健医療関係者と連携しつつ、個々人の心身の状態に応じ、安全で効果的な運動を実施するための運動プログラム作成および運動指導を行なう役割を担う者(厚生労働省ホームページより)
医療機関のリハビリ終了後など、日常生活における運動療法の処方や立案に関わります。疾病があっても身体を動かすことで、日常生活動作の維持向上を目指します。
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2020年4月24日 第1回 緊急事態宣言のさなか、下野新聞社さんに寄稿した「寝たきり状態にならないための6つの体操」です。60~100歳代まで、幅広い世代の方々に取り組んでいただいております。


実施後のアンケートを随時おこなっています。
運動療法を行なってみて、いかがですか?
・旅行へ出かけられて、若い人たちに遅れないように歩くことができて良かった。
・玄関の段差で、上がり下がりが楽になった。
・ヒアルロン酸の注射が不要になった。
・散歩する時に、少し速足で歩けるようになった。
・車の乗り降りが楽になった。
・はじめは、こんな簡単な運動で良いのかと不安になったが、続けているうちに歩きやすくなった。
・朝のスクワット運動が習慣になった。
・歩きやすくなって、友達と出かけるのが楽しくなった。
・散歩しづらい季節なので、家の中でできる運動は良かった。
・運動の大切さを再確認できたので、毎日続けたいと思った。
・ボール体操は座って、テレビを見ながらでもできるから助かってる。
・運動を続けていって、いつまでも若く、正しい姿勢で歩いていたい。
・実際にやり方を体験できて、分かったので、あとは自分でできるので良かった。
・毎日、少しでも時間を作って続けていきたい。
・自分も含め、母にも運動を続けてもらいたいと思った。
・左足を丈夫にしたいと思った。
・安心して電車に乗ることが出来て、知人に会ってくることができた。
・筋トレの大切さがわかった。
・高齢者向けの運動を知りたかったので良かった。
・ずっと腰が痛かったが、運動したら楽になった。
・運動を続けて、ずっと健康でいたいと思った。
・ボール体操が簡単で良かった。
・散歩だけでなく、運動も続けていきたい。
・今65なので、まだ大丈夫だと思うが、毎日続けたいと思った。
・子供に負担をかけたくないので、運動を続けたい。
・自分のことを、いつまでも自分でやっていきたい。
・運動に興味があったので良かった。
・元気に自力で歩いて、生きていければと思っている。
・簡単な運動なのに、効果があることが分かった。
・筋力を落とさないようにしたい。
・両親が2人暮らしなので心配だったが、足が丈夫になって心配が少なくなった。
・今は忙しいけど、なるべく続けたいと思った。
・少しでも多く、足をきたえたいと思った。
・足腰を丈夫にして、いつまでも健康に過ごしたい。
・運動不足なので、毎日の積み重ねが大切だと思っている。
・膝が痛いので、良くなりたい。
・健康で長生きしたいので、体に良いから続けたい。
・96才だが、何才でもまだ遅くないと分かったから、あきらめずに頑張りたい。
・足の筋肉を丈夫にできればと思っている。
・最近、足のケガが増えたので運動を続けたい。
・自分の身体が衰えていることが分かった。
・90を超えているが、運動と(グランド)ゴルフを続けていきたい。
・貯筋は、いくつになってもできることが分かった。